ドル円が140円台後半になり、盛り上がってきました。

今の状況「ドル円が人気化してきたこと」を表しています。
「人気化」とは、要するに
ドル円を買いたい人が、売りたい人よりも断然多くなってきた
ということ。
価格の上下は「買いたい人と売りたい人のバランス」で決まります。
ですので、
ドル円の上昇 = ドル円を買いたい人が多くなってきた
と素直に考えるのが正しいということですね。
さて、
ドル円に人気がでてきた、ことは昨日の夜のドル円の動きで気づきました。
以下、ドル円の30分足です。

21時30分からドドドっと上昇しているのがわかります。
この上昇には裏があり、この時 米国の指標が発表されたんですよね。
以下、ザイFXから。https://zai.diamond.jp/

米国の「AA指標」には、先月はほとんど反応してなかったのに、昨日は敏感に反応した。
これが何を意味するかというと「相場が変化しつつある」ということです。
もっと簡単にいうと「先月よりも、相場が活発になってきた」ということ。
であれば、来週はいつもよりも「チャートを見る時間を少し増やしてもよいかな?」とスケジュールを立てることができます。
こんな感じで重要指標を軸にチャートの動きを追っていくと、
・相場が盛り上がってきたか?
・相場に勢いがなくなってきたか?
が「感覚」としてつかめてきます。
この「感覚」が非常に重要で、専門用語で「相場観」というやつです。
さらには、「相場観」があると「今はどの通貨ペアが人気化しているのか?」がわかるので、「どの時間帯にチェックすればよいか?」もわかってきます。
とはいえ、すべての指標をチェックする必要はありません。
まずは、以下を参考にしてみてください。

スクールで使用している「重要指標」一覧です。
活用の仕方は、例えば「USDJPY」 なら米国の「FOMC, 雇用統計、FRB議長発言、CPI」&日本の「政策金利発表」をチェックする。
また「EURUSD」なら上記の米国の指標に加え、ユーロの「政策金利発表」もチェックする。
簡単ですよね?
この表に掲載している重要指標前後、相場は大きく動くことが多いので「大きく動く指標があれば、その通貨ペアは人気がでてきた」
と考えて差支えありません。
興味のある対象(通貨ペア)でなければ、相場の中心である銀行のディーラーは反応しません。
逆に、興味のある対象であれば、素直に彼らは反応します。
シンプルな理屈です。
最後に重要指標のチェックの仕方を2つお伝えします。
① ザイFXを毎日チェックする
https://zai.diamond.jp/
② 外為どっとこむの経済指標カレンダーで「週単位」「月単位」でチェックする
https://www.gaitame.com/markets/calendar/
使いやすいやり方を選択してくださいね!
