損切りの重要性はわかっている。でも、実際に損切りボタンを押すのは怖い…そんな経験、ありませんか?

FXを始めて数カ月~1年ほど経ち、ある程度の相場の流れやトレード方法は分かってきた。

だけど、「損切り」の大切さを理解していても、実際のトレードではつい躊躇してしまう…。

前回は損切りせずに待っていたらプラスになったし…」
「ここで切るのはもったいない気がする…」

そんな迷いが積み重なり、気づけば大きな損失を抱えてしまった経験、ありませんか?

この記事では、実際に「損切りできなかったことで大きな損失を出してしまったAさん」の事例を紹介しながら、損切りの重要性を改めて考えます。

また、実際に「損切りができるトレーダー」になるために、どんなステップを踏めばいいのかもお伝えするので、ぜひ最後まで読んでみてください。

損切りできなかったAさんの実例:最初の成功体験が落とし穴に

パソコン画面でFXの損失を知りショックを受ける男性

AさんはFX歴1年ほどのトレーダー。ある時、上昇トレンドだと思い「買い」でエントリーしました。

FXチャート1

しかし、すぐに価格が下落…。

損切りをすべき場面でしたが、「待っていれば戻るかも…」と考えて放置したところ、3カ月後にプラス転換!

利益が出たFXチャート2

「やっぱり損切りなんていらない!」と確信し、それ以降は損切り注文を入れないトレードをするようになりました。

そして次のトレードでも、同じように買いエントリー。

FXチャート3

…が、今回は前回と違い、相場は下落を続け、戻ってくることはありませんでした。

下落トレンドの心配があるFXチャート4

最終的には大きな損失を抱え、資金のほとんどを失ってしまったのです。

大きく下落し、大損を出すことになったFXチャート5

損切りできない理由:人間の本能が邪魔をする

「損切りが大事」だと頭では分かっていても、実際のトレードでできないのはなぜでしょう?

その理由のひとつに、「人間の本能」が関係しています。

人は「損失を確定すること」に強い抵抗を感じる生き物。


これは行動経済学で「プロスペクト理論」と呼ばれ、損失を回避しようとする心理が働くためです。

つまり、損切りできないのは「意志が弱いから」ではなく、人間の本能として自然な反応なのです。

ですが、この本能に従ってしまうと、FXでは利益を出し続けることが難しくなります。

では、どうすれば「損切りできるトレーダー」になれるのでしょうか?

損切りできるようになるための4つのステップ

ストップロスを行うポイント

① デモトレードで「損切りの感覚」を身につける

最初からリアルトレードで損切りの練習をすると、どうしても「お金を失う怖さ」が勝ってしまいます。

まずはデモトレードで、損切りすることに慣れることが大切です。

デモトレードで意識するポイント:

最初から損切りラインを決める(例:エントリー時に▲30pipsで損切り)
損切りを実行した後、なぜその損切りが必要だったのかを振り返る

これを繰り返すことで、「損切りは悪いことではなく、必要な行動だ」と脳にインプットできます。

スクールでは、受講生には「学び始めのデモの段階」で、「OCOでの決済方法:損切:▲30pips: 利確:60pips」をやってもらっています。

OCO決済の詳細はこちらのブログをご参照ください。

② 少額リアルトレードで「損切りの実践」

デモで損切りの感覚がつかめたら、次は実際のお金を使ってトレード。

ただし、この段階では「少額」で行うのがポイントです。

いきなり大きなロットで取引すると、「損切り=大きな損失」と感じてしまい、また損切りができなくなるからです。

まずは、1,000通貨単位などの小さな取引で「損切りの習慣」を作ることを意識しましょう。

詳しくはこちらのブログをご参照ください。

③ 資金管理を学ぶ(損切りが怖くなくなる考え方)

損切りを適切に行うためには、「資金管理」が欠かせません。

なぜなら、多くの人が損切りできない理由は、「損失の大きさに耐えられないから」です。
しかし、資金管理を徹底すれば、「損失をコントロールできる」ため、損切りの恐怖が薄れていきます。

資金管理の基本ルール:

1回のトレードで失ってもいい金額を決める(例:総資金の1~2%)
月の損失の上限を資金の6%以内とする

このように、事前にリスクを把握しておくことで、「損切りしても大丈夫」という心理状態を作ることができます。
詳しくはこちらのブログをご参照ください。

③ シェア学習で「ロットの上げ方」を学ぶ(スクールの対応)

損切りが自然にできるようになったら、次のステップは「ロットを少しずつ上げること」。

ただし、ここで急にロットを上げると、また「損切りができない状態」に逆戻りしてしまいます。

そこで当スクールでは、「他の受講生の実例を見ながら、少しずつロットを上げる練習をする という方法を採用。

こうした実例を見ることで、「自分もできるかも」 という自信がつき、無理なくロットを上げることができるのです。

シェア学習の詳細はこちらのブログから。

「損切りできるトレーダー」になるために、今すぐできること

ここまで読んで、「損切りが重要なのは分かった。でも、実際にできるかどうかはやってみないと分からない…」と感じていませんか?

実際、損切りができるかどうかは「経験の積み重ね」が大切。

そして、一人で練習するよりも仲間と一緒に学ぶことで、成長スピードは格段に上がります。

そこで、当スクールでは「損切りを実践するための体験会」を開催しています。

🔹 実際のトレード画面を使いながら、損切りのシミュレーションを体験
🔹 他の受講生のリアルなトレード例を見ながら、損切りの基準を学ぶ
🔹 講師がリアルタイムでフィードバックを行い、あなたの損切りをサポート

損切りができるようになると、FXが楽しくなり、もっと「自由になトレード」ができるようになります!

「損切りが怖い」から「損切りが当たり前」に変わる最初の一歩を、体験会で踏み出してみませんか?



また、「毎月10名」限定の「LINE友達登録」で、体験会参加費 3000円→¥0になります!

ぜひご活用ください。

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