FXのメンタルを養うためには、まず「言葉の使い方」から見直すことが重要です。

「勝ち・負け」という言葉を「売上・費用」に変えるだけで、トレードへの向き合い方が変わります。
結果としてメンタルが安定するのです。
このブログでは、心理学的にも有効な「言葉の使い方」 について詳しく解説します。
FXを「仕事(ビジネス)」として考えるための「言葉の使い方」
まずは、結論です。
明日から、「勝ち」「負け」という言葉ではなく、
勝ち → 売上
負け → 費用
に置き換えることをお勧めします。
このように、言葉遣いを変えたほうがよい理由は、
FXを「仕事(ビジネス)」のように考えることができる
ということです。
会社勤めの経験がある方なら、どんな会社も
・売上を出すためには、経費をかける必要がある
・売上ー経費=利益
ということはご存じだ思います。
そして、利益を最大化するには、
売上を「最大化」して、経費を「最小化」すればよい
ということもおわかりだと思います。
ですので、その考え方をFXにも当てはめればいいわけです。
すなわち、
売上(勝ち)を多くして、費用(負け)を減らせば、利益額は多くなる。
言葉を変えると「負け」という言葉からマイナスイメージが消える?
「勝ち」は「売上」
「負け」は「費用」
このように言葉を置き換えたほうがよい理由の一つは、
「負け」という言葉からマイナスイメージを払拭すること、
です。
言葉の本質から考えると
「自分で買った価格から下がった」という物理現象と、「負け」は同じ意味ではありません。
「自分で買った価格から下がった」という物理現象が、そこにあるだけです。
ですので、
その「中立的な現象」に対しては、「費用」という言葉を与えてもいい。
ということになります。*この話の詳細はこちらをご参照ください。
そして、
売上(勝ち)ー費用(負け)=利益
という式を頭に叩き込めば、
・売上(勝ち)を最大化するにはどうすればよいか?
また
・費用(負け)を減らすにはどうすればよいか?
のように勝手に頭が回ります。
その状態では、
・急上昇に飛び乗るトレード
・「なんとなく」でポジションを持つトレード
のような「不用意なトレード」は、すぐに止めることにつながるでしょう。
なぜなら、「不用意なトレード」は、「費用(負け)」を多くするものと理解しているから、です。
FXトレードスクールが「言葉の使い方」を教える?
弊社トレードスクールは「学びはじめ」の頃から、受講生には「売上⇒勝ち、負け⇒費用」と言葉を変えてもらっています。
スクールへの実績フォーマットも、この言葉の使い方は一貫しています。

また、
「できない⇒できる」・「無理だ⇒可能だ」のように、
「解決に向けた、思考の可能性」をするような言葉の使い方
も教えています。
そして、
スクール独自の「シェア型」学習により、
「FXのレベルアップにつながる正しい言葉」を多く口に出すこと
で、徐々に習慣として根付きます。
「シェア型学習」の詳細は以下の記事を参考にしてください。
「体験しないとわからない!?」EDGEコミュニケーション独自のFXの学び方とは? - FXオンラインスクール
「言葉の使い方」も体験会で詳しく丁寧にお話しします。
スクールの学びに興味がある方はぜひ体験会にご参加くださいね。
また、以下のスクールの公式LINE登録により、参加費¥3000⇒¥0になります。ご活用ください。

補足:「物理現象」と「言葉」は「1対1の関係」ではない
今日の話は、「物理現象と言葉は1対1の関係ではない」という言語学の見解に基づいています。
たとえば、スマホ。
「スマホ」を知らない、アフリカの未開の部族の方々は、僕らと同じようには「スマホ」を「スマホ」とは認識しません。
彼らからすれば、「なにか指をつかっていじったり話をする道具」くらいにしか思わないでしょう。
このように
「言葉」とは、単なる「世界を切り分けるツール」に過ぎず、「言葉」と「もの」には「1対1」の関係性ないのです。
例1:「虹色」
虹は日本では「7色」ということになっているが、他国の人々は実は「7色」と考えていない。
*言葉は「世界を切り取るツール」だということ。

例2:「持つ」動作でも、中国語・日本語・韓国語で「意味」が変わる
話は、「もの」以外の「事(こと)」も同じ。「持つ」動作に対して、韓国語・中国語は日本語より多様な表現方法がある。
*言葉は「世界を切り取るツール」だということ。

この話を深く知りたい方は、ぜひ以下の本を参考にされてください。

また、ショート動画でも解説してますので、ご参考にしてください。