• FXで勝てないのはなぜ?
  • FXで勝つためには何をしたらいい?

FXを始めてみたけれど、期待していたほど成績が上がらないと悩んでいる方は少なくありません。

この記事ではFXで勝てない理由を14個ピックアップしました。

ご自身に何個当てはまるかチェックしてみましょう。

最後に、勝てるトレーダーになるためのコツも紹介するので参考にしてください。

FXで勝てないのは本当?勝率や勝てるまでの期間とは

資産を積み上げているイメージ

FXで勝てる人の割合や稼げるようになるまでの期間についてアンケートをもとに紹介します。

  • FXで勝てるようになるまで何年?
  • FXの勝率は?
  • FXでどれくらい稼げる?

順に見ていきましょう。

FXで勝てるようになるまで何年?

海外FXの手引き編集部が「FXで推計収支がプラスの投資家100人」に実施したアンケート結果を参考に、FXで勝てるようになったまでの期間を紹介します。

画像引用:海外FXの手引き

稼げるようになるまで6ヶ月以上かかった割合は全体の61%

収支がプラスの投資家限定のアンケートにもかかわらず、6割以上の人は始めて半年間は稼げないことがわかります。

1年もしくは1年以上かかった人も多く、勝つためのトレードルールが確立するまでは、我慢が必要のようですね。

FXの勝率は?

金融先物取引業協会が実施した「外国為替証拠金取引の取引顧客における金融リテラシーに関する実態調査」によれば、1年間でFXの収支がプラスだった投資家は全体の60.3%でした。

平均よりも高い利益を出していたのは次のような属性の人でした。

  • 自営業者
  • 会社役員・管理職
  • 年収700万円以上

以上のことから、経済の動向に敏感で仕事でも稼ぐ能力がある人のほうがFXでも成果を出していることがわかります。

一方で、低所得で若い人ほど成績が悪いという結果も。

この属性の人は、成果を焦って高レバレッジでスキャルピングなどの短期トレードを繰り返している傾向があるようです。

FXのトレードで稼いでる人の割合や稼いでいる額の詳細は、こちの記事で詳しく解説しています。

FXは儲かる?稼いでいる人の割合をデータを基に解説|副業の成功体験談もご紹介!

FXでどれくらい稼げる?

同じく「外国為替証拠金取引の取引顧客における金融リテラシーに関する実態調査」によれば、年間利益の割合は次のようなものでした。

外国為替証拠金取引の取引顧客における金融リテラシーに関する実態調査からFXで稼いだ年間利益
外国為替証拠金取引の取引顧客における金融リテラシーに関する実態調査をもとに作成

一番多いゾーンは、マイナス20万円からプラス20万円(64%)でした。

ほどんどの人がこのゾーンに当てはまり、それほど無茶をしてトレードしている人は少ないようです。

20万円以上稼いでいる人は全体の25%、100万円以上稼いでいる人も7.5%います。

FXは稼げないと聞くことがありますが、実際は6割の人が稼いでおり、それなりの成績を出しているようです。

当スクールで学んでいる生徒さんの投資実績は、こちらの記事にまとめています。

平均よりも良い成績なので参考にしてください。

大人の習い事!?FXはスクールで気軽に学べる時代に!学習方法10選と費用相場を解説

FXで勝てない理由14選|あなたは何個当てはまる?

FXで勝てない理由14選

勝てるFX投資家になるためには、勝てない原因をつぶしていくといいでしょう。

ここではFXで勝てない「よくある理由」を14個集めました。

3つ以上当てはまった人は要注意です。

  • 損切ルールを決めていない
  • 損切のルールを守れない
  • レバレッジを高くかけすぎている
  • 分析ができていない
  • 常にポジションをとってしまう(ポジポジ病)
  • 勘に頼ったエントリーをしている
  • トレンドを無視している
  • 人の意見に流されている
  • ナンピンしている
  • 乱高下相場に手を出している
  • ロットが大きすぎる
  • すぐ利確してしまう
  • 情報収集をしていない
  • 難しい時間帯で取引している

それぞれ詳しく見ていきましょう。

損切ルールを決めていない

投資の成績を上げるのに非常に重要なのがルール決めです。

特に損切ラインを決めておくのは重要。もし損切ラインを決めていない場合、証拠金が不足して強制的に決済されるまで損を膨らませる可能性もあります。

通貨のトレンドは、ある程度の期間続くので、思っていたのとは逆のトレンドに乗ると危険です。

必ず「マイナス〇pipsになったら損切」など、自分なりのルールを決めておきましょう

損切のルールを守れない

損切のルールを決めていても、そのルールを守れないと意味がありません。

  • すぐにロスカットされてマイナスばかり…
  • 反転しそうだから、もう少し待ってみよう

損切するのがイヤで、ついついルールを破ってしまうと、損を膨らませてしまいます。

ルールを決めたのであれば、必ず守るようにしましょう

レバレッジを高くかけすぎている

レバレッジとは、担保となる証拠金をFX専用口座に預けると、預けた資金に対して最大25倍相当の取引ができる仕組みです。

例えば10万円預けた場合、最大250万円分の通貨取引ができます。

レバレッジの設定は、各証券口座の自分のアカウント内で自由に設定できます。

慣れるまではレバレッジの倍率を下げておくなど、実力のないうちは無理をしないといった対応も必要です。

分析ができていない

短期トレードの場合はチャート分析、中長期トレードの場合はファンダメンタル分析が重要です。

何も考えずに雰囲気でトレードするのと、きちんと分析したうえでトレードするのとでは結果に大きな違いが出るのは当然です。

  • 日本の経済動向
  • 諸外国の経済動向
  • 毎月発表される指標

以上のようなものを材料に、円安か円高かの方向性をある程度分析してトレードしましょう。

「なんとなく」「雰囲気で」「たぶん」といった不確定要素をひとつでも無くし、根拠のあるトレードが重要です。

常にポジションをとってしまう(ポジポジ病)

FXは、土日以外24時間のトレードが可能です。

常に相場が動いているので「今度こそは」「次こそは!」とダラダラとエントリーしてしまいがちです。

トレンドに乗れば短期間で利益が出るのに対し、もみあいで不用意にエントリーすると「売ってやられ」「買ってやられ」のような状況に陥る可能性もあります。

分析をしっかりしたうえで、狙ってエントリーするようにしましょう

ポジポジ病から成果が出るようなったスクール生のインタビュー動画も参考にしてください。

勘に頼ったエントリーをしている

先ほど紹介した「分析ができていない」と同じですが「なんとなく上がりそう」「反転するかもしれない」など、勘に頼ったエントリーは危険です。

これは、FXで稼げるようになるまでに半年以上かかる理由にも通じます。

稼げる投資家になるためには、トレードルールを決め、根拠のあるエントリーをしましょう

トレンドを無視している

日本人は逆張りが好きと言われていますが、素直にトレンドに乗ったほうがストレスなく利益を出せます。

反転するポイントでちょうどエントリーできればいいのですが、反転しなかったときは底なしに損が膨らんでいくことも。

よほど確実な攻略方法があるなら別ですが、素直にトレンドに従ったほうが利益は出やすいでしょう。

人の意見に流されている

エントリーの理由が「アナリストの○○さんが円安だと言ったから」「掲示板に書いてあったから」など人の意見だと、予想が外れたときに正しい対処ができません

情報を集めているので「なんとなくエントリー」よりはマシですが、エントリー根拠が人の意見だと、何度トレードしてもスキルアップしていきません。

利益が出ても損が出ても人の意見で行動しているからです。

ナンピンしている

ナンピンとは、平均取得単価を上げたり下げたりするために、何回かに分けて購入するトレード手法です。

1ドル100円のときと1ドル80円のときにそれぞれ1万通貨購入したとしたら、平均取得価格は1ドル90円です。

1ドル100円に戻ったときに決済すれば、10万円の利益になります。

ナンピンしなければ100円で購入したものを100円で決済しても利益はでなかったでしょう。

このケースではナンピンが成功していますが、70円・60円と円高になっていけば、損失が膨らむ一方です。

元値に戻るよりも前に証拠金が足りなくなり、強制的に決済されてしまう可能性もあります。

乱高下相場に手を出している

指標の発表前後や市場にサプライズがあると相場は乱高下します。

その波にドンピシャで乘れば、短期間で大きな利益が出せるはずですが、実際はその逆のパターンもあり、かなり危険です。

リターンと同時にリスクも大きくなるので、下手に乱高下相場でエントリーするのはやめましょう。

一瞬で損切りになる可能性もあり、損失のコントロールができません。

よほど乱高下相場に慣れている人やどのような相場でも確実に利益が出せる人以外は手を出さないほうが無難です。

ロットが大きすぎる

証券会社によって最低取引単位は違いますが、一般的には1000ロットもしくは1万ロットです。

1000ロットと1万ロットでは、当然損益も10倍となります。

まだトレードに慣れていないうちから大きなロットで取引すると、いきなり数万円の損失が出てしまうことも。

自分のトレードルールが確立するまでは最低ロットで取引するようにして、勝てる確率が上がってからロットを上げるようにしましょう。

すぐ利確してしまう

トレードに慣れないうちは、損切がなかなかできないのに、少しでも利益が出たら利確してしまう傾向があります。

すると何回トレードしても少額の利益と決済できない含み損を抱える結果となります。

  • 目標価格になったから
  • 高値(安値)更新が止まったから
  • 移動平均性を割ってしまったから
  • MACDの勢いがなくなったから

以上のように明確に説明できる理由で利確するようにしましょう。

情報収集をしていない

短期トレード中心の方でも、指標発表の日時などのチェックは必要です。

指標発表前後は市場の動きが激しくなったり、価格が乱高下したりします。

知らずにエントリーして乱高下に巻き込まれてしまうと、思ってもいなかった価格で損切りさせられることも。

また利上げなどのニュースも重要です。

利上げの方針発表前に自分なりの予測と発表後のトレード方針を決めておきましょう。

難しい時間帯で取引している

FX取引が24時間できるのは、世界中のどこかの市場がオープンしているからです。

有利にトレードするためには、トレードに適した時間帯を知っておく必要があります。

その理由は、時間帯によって実質的な手数料であるスプレッドが大きくなるからです。

オセアニア7:00~16:00
東京9:00~18:00
ロンドン17:00~3:00
ニューヨーク22:00~7:00

この4つの外国為替市場のオープン時間をつなげると24時間取引が可能となっています。

このなかでニューヨークやロンドンに比べてオセアニアへの参加者は少なく、流動性は低下傾向にあります。

特に日本時間で朝5時~8時は、スプレッドが広がりやすくおすすめしません。

エントリーしただけで数百円のマイナスから始まるので、不利なスタートとなってしまいます。

流動性が最も高まるのは22時~翌日2時で、スプレッドも安定する傾向です。

FXで勝てるようになるコツ8選

FXで稼ぐためのポイント

次に勝てるトレーダーになるコツを8つ紹介します。いくつ当てはまるかチェックしてみましょう。

  • FXについて学ぶ
  • デモトレードで練習する
  • 少額から始める
  • 逆張りを狙わない
  • 取引実績を記録する
  • 振り返りや改善を行う
  • トレードルールを決める
  • 決めたルールを守る

チェックが少なかった方もドレードのコツを身につけて、勝率を上げていきましょう。

FXについて学ぶ

ボタンさえ押せばトレードできてしまうのがFX。

しかしトレード前に初心者向けの本を数冊読むなど、ある程度学んでから始めましょう。

独学が難しい方は、スクールに通うのもおすすめです

FXを習い事感覚で学べるスクールについては、こちらの記事で解説しています。

大人の習い事!?FXはスクールで気軽に学べる時代に!学習方法10選と費用相場を解説

デモトレードで練習する

実際にトレードする前にデモトレードで慣れておくと、失敗を避けられます

デモなので損失が出ても実際の懐は痛みません。

自分のトレードスタイルを確立するために、デモトレードを積極的に利用するといいでしょう。

エントリーすべきか自信がない場合、試しにデモトレードでエントリーして、結果を検証するといった方法もあります。

積極的にデモトレードを利用して、自分のトレードスタイル確立に役立てましょう。

デモトレードのやり方については、こちらの動画で解説しています。

少額から始める

最低取引単位が1,000通貨の場合、1ドル100円・レバレッジ25倍であれば4000円の資金から投資可能です。

レバレッジを5倍に下げたら、必要な資金は2万円。

最初は、数千円~数万円で試しにトレードしてみて、慣れてきたら投資額を上げていきましょう。

FXの初期費用や初心者が注意すべきポイントについて、こちらの記事で紹介しています。

FXの初期費用は0でもOK?少額でFX投資を始めるメリット・デメリットとは|初心者が気を付けるポイントも解説

2万円から始めるFXのおすすめについては、こちらの記事で解説しています。

FXを初期費用¥20000で始めてみませんか?

逆張りを狙わない

反転ポイントでエントリーできれば、大きな利益を得られます。

移動平均線に接したとき、横ばいが続いたときなどが逆張りのエントリーポイントです。

反転したら大きな利益が得られるものの、反転しなかったときのダメージも大きいので注意が必要です。

最初のうちはトレンドフォロー(順張り)にして、難しい局面を狙わないようにしましょう。

取引実績を記録する

自分のトレードスタイルを確立できる人は、取引実績を記録しています。

  • エントリー理由
  • エントリーポイントが分かるチャートのスクショ
  • これからのシナリオ
  • 損切ポイント
  • 結果

以上のような記録を取っておけば、自分のトレードのクセや改善点が分かるでしょう。

振り返りや改善を行う

記録を取ったうえで、トレードの振り返りや改善を行いましょう。

利益が出たときのパターン、損失が出たときのパターンなど、何度も振り返っていくうちに自分の悪い癖や得意なエントリーパターンがわかります

少しずつ精度を上げていけば、勝てるトレーダーに近づけるでしょう。

トレードルールを決める

振り返りや反省を重ねていくうち、自分なりの成功パターンが分かってきます。そのパターンをふまえてトレードルールを作りましょう。

  • トレードの単位
  • チャートをチェックする時間帯
  • エントリーするときの条件
  • 損切のルール
  • 水平線を引く

決めるべき具体的なトレードルールには次のようなものがあります。ご自身のルール確立の参考にしてください。

決めたルールを守る

簡単なことに思えますが、非常に難しいのがルールを守ること。

車の運転でも「法定速度よりも10㎞オーバーくらいいいか」「免許を忘れたけれど運転くらいいいか」「近場だしシートベルトなしでもいいか」などとルールを守れないのと同じです。(全部絶対NGです!)

道路交通違反の場合は罰則があるので、ほとんどの方が守っているはずですが、自分で決めたルールを守るのは案外難しいものです。

しかし勝てるトレーダーは愚直にルールを守っている場合が多いようです。

FXで勝つためには学びとルール作りが重要

FXをスクールで学ぶ

この記事では、FXで勝てない理由と勝つためのコツを紹介しました。

ご自身のトレードスタイルと比較して、できていない点は改善していきましょう。

「FXだと高レバレッジで簡単に儲かりそう」

「短期トレードだからチョイチョイで利益が出そう」

そんな風に考えていた方はガッカリしたかもしれません。

FXで勝つためには、学びとルール決め、そしてルールの尊守が重要です。

「トレードルールとかわからない」

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