FXのYouTube動画やSNSで、「移動平均線だけで勝てます!」という手法、よく見かけませんか?

でも、実際にやってみると……

「なんだか思ったように勝てない」「結局、損切が増える」という経験をした方も多いはずです。


これは、あなたのセンスや努力の問題ではありません。構造的な理由があるのです。

今回はそのカラクリを「大人のためのFXトレード」の視点から解説します。

さらに、「じゃあ、どうすればいいの?」にもしっかり答えていきます。

なぜ「移動平均線だけ」では勝てないのか?

まずは以下の画像を「日足→4時間足」」の順に見てください。

① 日足 :移動平均線は3本とも上向き。→ 「上昇トレンドだ!」と判断。

② 4時間足:こちらも3本とも上向き。→ 条件クリア! と思ってエントリー。

③ しかし、結果は損切り。..

「え? なぜ? 条件は全部そろっていたのに…」

実はここに「多くの初心者がハマる“落とし穴」があります。

落とし穴の正体=ダウ理論の見落とし

ここで必要になるのが「ダウ理論」というチャートの構造理解です。

移動平均線は、あくまで「流れの確認」。

しかし、その流れが「本当に持続する流れなのか?」までは教えてくれません。

この見極めをするのが「ダウ理論」。

具体的には、

高値と安値が切り上がっているか?(=上昇トレンド)

逆に、切り下がっているなら下降トレンド

ここが崩れていれば、いくら移動平均線が上向きでも、「すでに勢いが終わっている」ことがあるのです。

ダウ理論とは以下です。

事例で解説:なぜ損切りになったのか?

今回の損切の原因は、日足の「高値更新」が止まっていたから。

つまり、ダウ理論で見ると、すでにトレンドの勢いが失われていたのです。

赤丸が高値、オレンジ〇が安値
赤丸が「同じ位置」=高値が切りあがっていない
日足でダウ理論の高値更新がSTOP→勢いが無くなっていたので,4時間足でエントリーしても上昇しない。

一方、2週間後のチャートでは、日足が「高値更新」「安値切り上げ」となり、上昇トレンドが再開。

このタイミングで入れば、迷いなく大きな利幅が取れたはずです。
                           

→ この違いを「移動平均線」だけでは判断できません。

ダウ理論の難しさと「大人の学び」

でも、こう思いませんか?

「いや、ダウ理論って難しくない?」「理屈は分かるけど、実際のチャートだと迷う…」

はい、正解です。

ネットに出ている「モデル図」と、リアルなチャートはまったく違います。

モデル図はリアルチャートでどのように当てはめて考えればいいのだろうか?


特に大人世代は「完璧を求めすぎて、逆に迷ってしまう」傾向も強い。

だからこそ、「シンプルな基準でチャートを読む」ことが大人のFXには必須です。

では、どう学べばいいのか?大人のための「ベーシックオンライン講座」へ

もし、あなたが今…

・手法動画ばかり見て迷子になっている

・トレードの度に「今回はいける!」→「やっぱり損切…」を繰り返している

・チャートを見るたびに「どっちだ…?」と不安になる

…という状況なら、本質的な基礎学習が必要です。

✅ 日足と4時間足の「トレンドの構造」が理解できる
✅ ダウ理論を「自分のチャート」で使えるようになる
✅ 「移動平均線は補助ツール」と納得して使える

そうなれば、あなたのトレードはこんなふうに変わります。


「迷う時間」→「待つ時間」に変わる

エントリー回数は減るのに、利益は増える

トレードに人生を振り回されなくなる

これが「大人のためのFX」の形です。

「大人のためのFX」の学び方は、下記のページでご案内しています。

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「学びの質」を変えたいと感じる場合、ぜひご覧ください。

「移動平均線だけ」から卒業しよう。
“本当の基礎力”が、あなたの未来を変える。

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