なぜ「考える力」が必要なのか?

FXは、感情や勘に頼っているだけではなかなか成果につながらない世界である。
相場は毎回ちがう顔を見せるため、いつも同じやり方では通用しない。
その場その場で、何を根拠にどう判断するか――その力が問われる。
だからこそ、自分の中に「思考の軸」や「判断の道筋」を持っていることが大切である。
それがあると、どんな相場に出会っても、慌てることなく落ち着いて向き合えるようになる。
トレードは「当てもの」ではない。
大切なのは、自分なりの判断を積み重ねていくことである。
そのためには、「自分で考える力」を育てることが欠かせない。
FXトレードに必要な「考える力」とは?

EDGEでは、FXで必要な「考える力」を、こう捉えている。
「自分はなぜそう考えたのか?」を言葉で説明できる力
たとえば…
・自分はなぜ、その場面でエントリーしようと思ったのか?
・なぜ、自分は日足のトレンドを「上」と判断したのか?
こうした問いに対して、根拠をもって説明できるかどうか。
それが「考える力」の基本となる。
特別な知識や才能は必要ない。
大切なのは、「なんとなくそう思った」を卒業し、自分の思考を少しずつ言語化していくことである。
思考のプロセスを丁寧にたどる習慣を持てば、誰でも考える力は伸ばすことができる。
EDGEでは、どうやって「考える力」を育てているのか?

EDGEでは、「教えすぎない」ことを大切にしている。
すぐに答えを伝えるのではなく、まずは問いを投げかけ、受講生自身に考えてもらう。
そのうえで、「なぜそう考えたのか?」を自分の言葉で話してもらう。
このようなやり取りを通じて、自分の中にある「考える軸」が少しずつ育っていく。
▼たとえば、ある日の「ドル円 日足の予測」ワーク
EDGEでは、インプットとアウトプットを繰り返す「シェア学習」が、学習の中心である。
たとえば、「ドル円 日足の予測ワーク」もその学習の一つ。
講師が、ある日のドル円・日足チャートを画面に出す。

講師:「このチャートは、今後どちらに動くと思いますか? 上?下?よこばい?」
↓
受講生:まずは1人で考える。その後、グループでシェアし合う。
↓
受講生:自分の判断の理由を、自分の言葉で仲間に伝え、ディスカッションする。
↓
代表の受講生:皆の見解をまとめて講師に伝える。
↓
講師:それを踏まえてフィードバックをし、講師自身の見解も共有。
↓
最後に:受講生同士で気づきをシェアし、学び合う。
このように、シェア学習で
「自分の言葉で考えを伝える」
「他の人の考えと比べる」
といったプロセスを繰り返すことで、思考力や言語化力が自然と鍛えられていく。


さらに、以下のような場面でも「考える習慣」を育てている。
・講義後のアンケートでの振り返り
・目標管理シートでの進捗記録
「話す」「書く」という日常的なアウトプットを通じて、思考がどんどん整理されていく。
その積み重ねが、トレードに必要な「考える力」の土台をつくる。
考える力が身につくと、どんな変化が起きるのか?

EDGEの学びを続けていくと、次のような力が少しずつ育っていく。
・論理的に考える習慣が身につく
・自分の判断に根拠を持てるようになる
・トレードの記録や振り返りが自然にできるようになる
・「なんとなく」での判断が減り、自信を持ってトレードできるようになる
こうした力が積み重なっていくことで「年利30%を再現できる力」へとつながっていく。
最後に:考える力は、一生モノの力

考える力は、FXだけに役立つものではない。
日々の生活の中で、物事を整理したり、人に気持ちを伝えたりするときにも大いに役立つ。
「私はなぜそう感じたのか」
「どんな選択が、今の自分にとって自然なのか」
そうした問いに向き合うことで、自分の軸を持ち、自分らしく進んでいけるようになる。
EDGEでは、単なるトレードの知識ではなく、
“自分で考え、選ぶ力”という一生モノのスキルを育てることを大切にしている。
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