「市場参加者(銀行のディーラー)の思惑(おもわく)&行動の結果が「ローソク足」を形成するということをご存じですか?
この原則を用いて、昨日の米国 雇用統計時のチャートの実例を使い、
・来週のドル円予測
&
・エントリー
について考えていきます。
さて、
昨日の雇用統計の結果をうけ、ドル円日足は「ぶっとい陽線」となりました。
9/27の自民党総裁選後、反発していましたが、昨日の雇用統計は、その反発に弾みをつけた格好です。

この「ぶっとい陽線」は意味があり、これは「雇用統計」の結果をうけ、相場に勢いがついたことを意味します。
「相場に勢いがあるかどうか?」は、市場のメインプレーヤーである銀行のディーラー連中が
・「迷いなく」買いたい気持ちになっているか?
もしくは
・「迷いなく」売りたい気持ちになっているか?
がポイント。
以下 昨日の雇用統計発表時の「4時間足:左」、「30分足:右」のチャートを見てください。

右の30分足を見てみると、
雇用統計発表直後、スコーン!と「目が冴える」くらいの「ぶっとい陽線」が出ています。
この「ぶっとい陽線」は、ディーラー連中の「迷いない」買いたい気持ちが出ていると感じられませんか?
ですので、
・相場はディーラー連中の思惑・感情で成り立っている
および
・雇用統計は、相場の流れを形成する重要な指標である
という原則からすれば、
今後ドル円は、
FRB利下げ・日銀利上げにより、全般的なドル安・円高状況には変わりないが、今後ある程度の上昇が見込めるのでは?
という推測ができるということです。
あとは、月曜日以降、「いつ狙うか?」という話ですね。