今日は、FXトレードで長く安定して勝ち続けるために欠かせない考え方について書きたい。

それは、「FXの負けに不思議な負けなし」という視点。

これは、プロ野球の名監督 野村克也が残した有名な言葉。

トレードをしていると、

「なぜ負けたのか分からない」
「運が悪かっただけではないか」

そう思ってしまう場面がある。

しかし実際には、負けには必ず何かしらの理由がある

たとえば、

・相場環境が自分の手法と合っていなかった
・エントリーのタイミングが少し早かった
・仕事が忙しく焦りがあり、自分のメンタルが乱れていた

このように、あとから振り返ると小さな違和感が見つかることは多い。

ただし、ここで大事なのはその理由が「すぐに分かるとは限らない」という点だ。

負けた直後は、相場の動きも自分の心理も整理できていない。
そのため、原因がはっきり見えないことも珍しくない。

だからこそ必要になるのが、「すぐに答えを出そうとしない姿勢」だ。

今回のテーマは、まさにそこにある。

「負けの理由はある。だが、すぐに分かるとは限らない」

この前提に立つことで、トレードとの向き合い方は大きく変わっていく。

FXで1000pipsの利益のあとに訪れた6連敗

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スクールの受講生Aさんのトレードと、昨日オンライン面談をした。

Aさんは「21世紀のAIトレーダー」を受講中の方だ。

1月はとても調子が良く、

+1000pips

という結果だった。

しかしそのあと、

2月から3月にかけて

6回連続負け −200pips

という結果になった。

その間、Aさんからは「このエントリ―判断についてはどうか?」のようなLINEが度々あった。

テク二カル分析は全く問題はない。

だが、いつも通り そのまま答えは言わなかった。

答えを言うのは簡単だ。

でも、答えが来たら、その時点でAさんは自分で考えることを止めてしまうだろう。

よって、Aさんにはこんな返信をした。

「テクニカルについては全く問題ない。ただ、今の相場環境についてはどのように考えますか?」

狙いは、テクニカルの上位の概念、「相場観」を養ってもらうためだ。

FXの相場観:「良い相場と悪い相場を見極められる力」

ひと言でいうと、「良い相場と悪い相場を見極められる力」のことだ。

この見方が養われると

・努力をそれほど必要とせずに利益を上げられる相場

・いくら努力しても負けが続く相場

の違いが見極められるようになる。

そして、面談でAさんとトレードを振り返ると、ある「クセ」が見えてきた。

それは、

エントリーする前提でチャートを見ている

ということだ。

つまり、

「やらない」

という選択肢が最初から存在していない。

多くのトレーダーはこの状態に陥りやすい。

チャートを見る目的が「エントリ―ポイント探し」になってしまう。

果たしてこの考えは正しいのだろうか?

「エントリ―ポイント」とは、全体の相場状況によって「最後に」導きだされるものではないだろうか。

「嵐」の中で「ヨットの操縦の仕方」を考えても効果はでにくい。

まずは、

今は「ヨットがちゃんと操縦できる状況かどうか?」を最初に見極めることが必要ではないだろうか。

FXで大切な「やらないトレード」という判断

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今回、Aさんには、実は面談前

相場観を養う、「戦略的トレーダー養成講座」というミニ動画講座

を受講してもらった。

動画受講のアンケ―トを見る限り、相場観の理解は少し進んだ様子。

そして、面談当日。

その中で、動画講座の復習になりそうな、日足4時間足のチャートパターン的に、

売りで問題なさそうなNZDUSD

があった。

普通なら、多くの人がそのままエントリーするだろう。

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チャートパターン的には問題なさそうに見えるが。。

Aさんは、ここで迷った。

いつもなら「エントリ―する」ほうに傾く。

一方で、事前の動画受講を通し「相場観]について少し感覚的にわかってきた。

結局、Aさん「今回はやらない」という選択をしたが、内心では迷っている様子があった。

今までの自分の考え方を変えるには、少し時間が必要だということだろう。

さて、結果はどうだったか。

NZDUSDはその後、反転した。

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相場観」はテクニカルの上位概念。テクニカルではわからない「価格の動くメカニズム」を判断の根拠とする。

Aさんは、今回 NZDUSDのエントリ―をしたのだろうか?

面談後のアンケートを受領し、Aさんの次のステップについて考えたい。

FXの資金管理ルール:月3回連続負けたらトレードを止める

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FXにおいて、

相場観

は非常に重要だ。

しかし相場観は、すぐに身につくものではない。

経験を重ねながら、少しずつ育っていく。

では、その相場観が育つまでは、どうすればいいのか。

おすすめしているシンプルなルールがある。

それは、

月に3回連続で負けたら、その月はトレードをやめる

というルールだ。

「3回」という数字は、資金管理の面から見ても理にかなっている。

しかし、それ以上に重要なのは、

負けには理由がある

という視点だ。

FXで負ける理由はすぐには分からないこともある

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ただし、その理由が

・技術の問題なのか
・相場環境なのか
・自分のメンタルなのか

すぐに分からないことも多い。

そんなときは、無理に答えを出そうとしなくていい。

だが、学習を継続しておくと、いずれわかる日が必ず来る。

なので、トレードの記録を残しておくこと

が大切だ。

今後のトレードで、今回と同じようなパターンで負けたとする。

その時、頭の中で「この負け、前と同じようなパターンだな。。。」と感じる。

そして、記録を見てみる。

そこで、「点」と「点」がつながる。

「あのときの負けは、こういう理由だったのか」

と、「点」と「点」がつながり、「線」になる。

だから今すぐに、すべてを理解する必要はなく、記録をとりさえすればよい。

トレーダーに必要な「無知の知」という考え方

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世界には、自分がまだ知らないこと、理解していないことがたくさんある。

それを理解することが重要だ。

つまり

「無知の知」。

トレードの世界も同じで、すべてが今理解できるわけではなく、また 予測が100%できるわけでもない。

いわば、トレードとはこういうことだ。

「自分がわかってないこと」を前提とする。

そして「自分がわかる範囲」で意志決定をし、利益を上げていく。


その意味で、トレードは「やらない技術」でもある。

意志決定の精度を磨いた結果、「やらない」という選択肢は当然出てくる。

その判断は、「最初からエントリ―する前提」で考えているトレーダーよりも上になるだろう。

もし最近トレードがうまくいっていないなら、

一度立ち止まり、

「今はやらない方がいいのではないか」

と自分に問いかけてみてほしい。

その一歩が、次の大きな成長につながるはずだ。

とはいえ、

頭では分かっていても、

実際のトレードになるとなかなか実践できない

という方も多いのではないだろうか。

・エントリーしなくてはいけない気がする
・負けを取り返そうとしてしまう
・ルールを守れない

こうした悩みは、多くのトレーダーが経験するものだ。

そこで現在、

FXトレードの基本と
トレード心理・相場観の考え方

をお伝えしている

スクールのセミナーでは、

・FXで連敗するときの共通点
・感情トレードを減らす考え方
・トレードルールを守れるようになるコツ

なども、初心者の方にも分かりやすく解説している。

もし

「トレードをもう一度見直したい」

そう感じているなら、ぜひ一度参加してみてほしい。

あなたのトレードが変わる新しいヒントが見つかるはずだ。

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「連敗中の立て直し方」の理解を深めたい場合、以下の記事を参考にしてほしい。

FXで負けたときどうする?取り返そうとしない方がいい理由と勝ち続ける人の考え方

「相場観」の理解を深めたい方は以下の記事を参考に。

なぜFXは手法だけを学んでも勝てないのか? ~FX・釣り・起業に共通する意外な落とし穴~

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