
FXの本・ブログ記事、動画には、次のような言葉をよく目にする。
・移動平均線が3本とも上向きで買い
・MACDがゴールデンクロス
・ボリンジャーバンド+2σ
多くのトレーダーは、これらのツールを非常に重視する。
ただ、教科書通りに「移動平均線が3本とも上向きで買い」をやってもうまくいかないことのほうが多いと思う。
その弱点とは何か?
多くのトレーダーは、ローソク足そのものをあまり見ていない。
ひいては、
ローソク足の「勢い」を見ていないのだ。
移動平均線は見る。
MACDも確認する。
ボリンジャーバンドもチェックする。
だが、チャートの一番基本であるはずのローソク足は、「なんとなく」眺めているだけになっている人が多い。
なぜ、このようなことが起きるのだろうか?
人は「正解」を求める

理由の一つは、人間の思考のクセにある。
それは、
人は「正解」を求める
という性質だ。
たとえば学校教育を思い出してほしい。
数学には公式があり、
歴史には年号があり、
テストには必ず正解がある。
つまり私たちは長い間、
「正しい答えを見つける訓練」
を受けてきた。
そのため、多くの人はFXでも同じことを求める。
「この条件になったら買い」
「このシグナルが出たら売り」
こうした明確なルールがあると安心できる。
なぜなら、判断を自分で考えなくても済むからだ。
ツールは「正解」に見える

移動平均線やMACD、ボリンジャーバンドなどが人気なのは、ここに理由がある。
たとえば、
・移動平均線が3本とも上向き
・MACDがゴールデンクロス
このような条件がそろえば、「買いのサイン」と説明される。
つまり、
ツールは「正解」に見えるのである。
しかし、ここに一つの落とし穴がある。
ツールはあくまで、過去の価格から計算された結果にすぎない。
相場の「生の状況」を伝えているわけではないのだ。

相場の「生の状況」を伝えているわけではない。
ローソク足は「相場の勢い」

では、相場の「生の状況」を知るには何を見ればよいのか?
それが、
ローソク足だ。
ローソク足は、単なる線ではない。
そこには
・買いの勢い
・売りの勢い
・迷い
・恐怖
・期待
といった投資家の心理が、そのまま表れている。
たとえば、日足チャートで周囲のローソク足より明らかに大きい
太い陽線
が出ているとする。

これは何を意味しているのだろうか。
それは、
その通貨に対して非常に強い買いが入った
ということである。
つまり、
市場のエネルギーが一気に上向いた
ということだ。
強い相場には特徴がある

強い相場には、はっきりした特徴がある。
それは、
勢いが続く
ということである。
日足で太い陽線が出たあと、翌日以降も日足を見てみる。
すると、
・陽線
・陽線
・陽線
というように、上昇の流れが続いていくことがある。

逆に弱い相場では、
・陽線
・陰線
・陽線
・陰線
というように、値動きがバラバラになりやすい。

つまり、
強い相場は「流れ」がある。
そしてその流れは、インジケーターよりも
ローソク足のほうがはっきり表れる。
よって、インジケーターを使う際は、ローソク足→インジケーターの順にみるようにすることだ。

相場は人が動かしている

ここで忘れてはいけないことがある。
それは、
相場は人が動かしている
ということだ。
インジケーターが売買しているわけではない。
売っているのも、
買っているのも、
人間である。
そして人間は、常に感情で動く。
期待
欲
安心
そして恐怖。
これらの感情が売買を生み、その結果としてチャートが動く。
つまり、
心理 → 売買 → 価格
という順番で相場は動いているのである。
ローソク足を見ることは「思考トレーニング」

ローソク足を読むことは、すぐにはできない。
なぜなら、
明確な正解がないからだ。
「どの程度の長さなら強いのか。」
「どこから勢いがあると判断するのか。」
それはチャートの流れや状況によって変わる。
つまりローソク足は、
暗記ではなく観察
なのだ。
しかし、だからこそ価値がある。
ローソク足を見るという行為は、
相場を考えること
になるからだ。
相場の見え方は変わる

もし今まで、
・移動平均線
・MACD
・ボリンジャーバンド
ばかり見ていたのであれば、一度こう考えてみてほしい。
「このローソク足には、どんな心理があるのか?」
この問いを持つだけで、チャートの見え方は大きく変わる。
相場は単なる数字ではない。
そこには常に、
人間の行動
がある。
ローソク足を見るということは、その行動を読み取るということだ。
そしてその積み重ねが、トレードの理解を深めていく。
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