今日は「クロス円」の言葉の意味を解説したいと思います。



まず、前提として「世界をドルを中心にして回っている」ということを理解してください。

通貨比率(BIS/IMF)


世界の通貨量取引全体の内、50%をドルが占める


それが何を意味するかというと「ドルはある国の通貨と別の国の通貨を交換する際の仲立ちとして使われる」ということです。


次に、日本の銀行がユーロを買いたいという状況を考えます。おおよそ、次の流れになります。

クロス円の図



まず、日本の銀行はドルを買います。そして、そのドルを売って次にユーロを買うということになります。


この場合、「ドルを媒介にして円とユーロが交換される」ということになります。


このような状況に対して「クロス(交差)」という言葉が使われ、また「円」がドル以外の国の通貨と交換されるということで「クロス円」と呼びます。



スクールで扱っている9通貨ペアの内、「ユーロ円・ポンド円・豪ドル円・NZ円」はすべて「クロス円」ということになります。

一方、ドル円に関しては「ドルと円は一対一で交換される」ので「ドルストレート」と言います。


ドル円以外にも、名称に「ドル」がつく通貨ペアはすべて「ドルストレート」ということになります。

ドルストレート・クロス円の説明


このような「クロス円」「ドルストレート」は、上記のような成り立ちにより実は、「チャートの動き方」が違います。


「クロス円にはクロス円の動き方」があり、「ドルストレートにはドルストレートの動き方」があります。


ですので、上記の「各通貨ペア毎の動きの特徴」を知らないと、FXでは利益を出しにくい、ということになります。


この点の詳細は次の記事も参考にしてください。

FX初心者がまずやること5選|おすすめの手法や通貨ペアについて解説! - (officelevert.jp)


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