
FXを始めたばかりの人から、よく聞く悩みがある。
それは、
「損失を受け入れられない」
という問題だ。
例えば、こんな経験はないだろうか。
・損失が出ているのに、なかなか決済できない
・負けると悔しくて、すぐ次のトレードをしてしまう
・取り返そうとして、結果的に損失が大きくなる
多くの人は、これを
「メンタルが弱いから」
だと考える。
しかし、実はこれは単純な精神力の問題ではない。
もう少し深いところにある人間の心理と関係している。
書店の心理学コーナーで気づいた「自己肯定感ブーム」

執筆中の本の調査をかねて、この1年ほど、週に一度は大型書店に通っている。
流行の棚から人文・社会科学、自然科学のコーナーまでざっと一巡する。
そして必ず立ち寄るのが、心理学の棚だ。
AIとFXのスクールを運営している自分にとって、人の心の動きはいつも最大のテーマだからだ。
だが、この1年ほどで気になることがある。
心理学の棚には、
「自己肯定感」
「自己重要感」
を高める本が、やたらと多いのだ。
もちろん、自己肯定感そのものを否定するつもりはない。
むしろ、FXでも何かを学ぶうえでも、
「自分を認めること」
は大切な出発点だ。
しかし、ここで一つの疑問がある。
本当に大事なのは、
どうやってその感覚を手に入れたのか
ではないだろうか。
つまり、
「自己肯定感の持ち方」
のほうが、はるかに重要なのだ。
そして、この話は実はFXとも深く関係している。
FXで損切りできないトレーダーの心理

トレードの世界では、
「自分の考えが正しい」
と思いすぎると、かえって危険になることがある。
例えば、損切りができないトレーダーの多くは、どこかでこう思っている。
「自分の分析は間違っていない」
もし損切りをすれば、それは
「自分が間違っていた」
と認めることになる。
それが怖い。
だからポジションを持ち続けてしまう。
そして、
「もう少し待てば戻るかもしれない」
と考えてしまう。
結果として、損失が大きくなってしまう。
もちろん、自分を認めることは大切だ。
しかし同時に、
「自分は間違えることもある」
という視点も必要なのではないだろうか。
ここで重要になるのが、
レジリエンス
という考え方だ。
レジリエンスとは何か:トレードに必要な「立ち直る力」

レジリエンスとは、
失敗や困難から立ち直る力
のことだ。
「レジリエンス」は、ここ10年ほどで流行ってきた言葉なので聞いたことがある人も多いと思う。
「レジリエンス」研究で面白いのが、
成功のポイントは才能よりも失敗や困難から立ち直れるかどうか?
ということだ。
実際、あなたの周りを見ても、
「頭がいい」人よりも、最終的には何度も挑戦している人がうまくいっている
ほうが多くないだろうか?
ただ、ここで重要なのは、最初から強い心を持っている人が、
レジリエンスを持っているわけではない
という点だ。
レジリエンスは、
間違った自分を認める
↓
原因を考える
↓
改善する
↓
もう一度挑戦する
というプロセスの中で育っていく。
つまり、
失敗そのものが成長の材料になる
という考え方だ。
よって、
「私は間違えない」という考え「レジリエンス」の出発点にはならない。
「私は間違える」と認識することにより初めて「レジリエンス」は育っていくのだ。
レジリエンスがあるトレーダーは損切りができる理由

だからこそ、
本当にレジリエンスがある人ほど、損切りができる。
なぜなら、
損切りは
「自分の間違いを認める行為」
だからだ。
しかし、それは自分を否定することではない。
むしろ、
次のトレードを良くするための判断
なのだ。
そして、この考え方が身につくと、負けたあとでも感情的にトレードすることが減る。
結果として、トレードの成績は少しずつ安定していく。
もしあなたが、
・損切りができない
・負けると悔しくて何度もトレードしてしまう
・トレードが感情的になってしまう
こうした悩みを持っているなら、それは特別なことではない。
多くのトレーダーが通る成長の途中段階だからだ。
スクールのセミナーではこのような悩みを持つ方に向けて、
・損切りができない心理の仕組み
・トレードで感情が揺れる理由
・レジリエンスを育てるトレード思考
についても、分かりやすく解説している
もし、
「トレードを感情ではなく判断で行えるようになりたい」
と思っているなら、ぜひ一度参加してみてほしい。
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