自分の知り合いに、いわゆる「億トレーダー」がいる。

彼はスキャルピングを得意とし、本も出している人物だ。

だが、正直に言えば、あまり仲が良いとは言えなかった。

理由はいくつかあるが、一番大きかったのは、

「人にあまり共感しないタイプに見えた」

という点である。

会話をしていても、感情のやり取りが少ない。
どこか淡々としていて、良くも悪くも「温度」を感じにくい人物だった。

だが、FXや投資の世界では、こうした「感情に左右されないタイプ」が結果を出しているケースは少なくない。

なぜ、感情が薄いように見える人ほど、トレードで安定して勝てるのか。

そんな疑問を持っていたとき、ある本を読んだ。

それが、中野信子の『サイコパス』である。

この本をきっかけに、投資と人間の気質の関係について、ひとつの見方が見えてきた。

サイコパスとは?特徴と投資で注目される理由をわかりやすく解説

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その中に、こんな一節があった。

サイコパスは、

論理的思考力が強い一方で、共感力が弱い傾向がある

というものだ。

これを読んだとき、ふと、あの億トレーダーのことが頭に浮かんだ。

「もしかして、このタイプなのではないか?」

もちろん、ここで言うサイコパスは、

一般的にイメージされるような“危険な人物”という意味ではない。

もっとシンプルに言えば、

感情に引っ張られにくい気質

のことだ。

なぜサイコパス気質は投資に有利なのか?FXで感情に左右されない思考の正体

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そして、この気質は、投資の世界においては、ある意味で“強み”になり得る。

なぜなら、投資というのは、

・恐怖
・欲望
・後悔

こうした感情に振り回されるほど、判断がブレていく世界だからだ。

たとえば、ポジションを持ったあと。

価格が少し逆行しただけで、

・「損切りすべきか?」と迷う
・チャートを何度も見てしまう
・落ち着かなくなる

こうした経験は、多くの人がしているはずだ。

だが、感情の影響が小さい人はどうか。

・事前に決めたルール通りに動く
・必要以上に気にしない
・淡々と次の判断に移る

いわば、“機械”のようにトレードができる。

これは、投資において非常に大きなアドバンテージとなる。

あなたの「FX気質タイプ」をチェックする方法

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では、ここで一つ問いかけたい。

あなたは、どちらのタイプだろうか?

ポジションを持ったあと、どうしても気になってしまうタイプか。それとも、あまり気にならないタイプか。

もし、

「どうしても気になってしまう」

のであれば、

それはサイコパス的な気質が“弱い”ということになる。

だが、それは決して悪いことではない。

むしろ重要なのは、

自分がどちらのタイプかを知ること

だ。

なぜなら、

人は自分の気質に合わない戦い方をすると、必ず崩れるからだ。

感情が動きやすい人が、

「感情を完全に排除しよう」とすると、無理が出る。

どこかで反動が来る。

であれば、どうするか。

感情を消すのではなく、理解するのだ。

FXで感情に振り回される人へ|自分の感情を理解して安定したトレードをする方法

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たとえば、

・なぜこの場面で不安を感じたのか
・なぜ利益を伸ばしたくなったのか
・なぜルールを破ってしまったのか

こうした感情を、ノートに書き出してみる。

少し面倒に感じるかもしれないが、これは、いわば“自分の取扱説明書”を作る作業だ。

最初はうまく書けなくてもいい。

「なんとなく不安だった」でもいい。

続けていくうちに、自分がどんな場面でブレるのかが、少しずつ見えてくる。

そしてそれが見えてきたとき、

はじめて、

自分に合った戦い方

が分かってくる。

サイコパス的な気質が強い人は、ルールベースで淡々とやればいい。

一方で、感情が動きやすい人は、その感情を前提に、トレードを組み立てる必要がある。

投資において大切なのは、「正しいやり方」を探すことではく、自分に合ったやり方を見つけることなのだ。

そのための第一歩は、

「自分はどんなタイプか?」

を知ることから始まる。

もし今、

・トレード中に感情がブレてしまう
・ルールを守れない
・同じ失敗を繰り返してしまう

そう感じているのであれば、

一度、テクニックではなく自分の“気質”に目を向けてみてほしい。

そこには、

これから長く続けていくためのヒントが、

必ず隠れている。

ただ実際には、

「自分の感情をどう整理すればいいのか分からない」
「トレード中にどこで判断がブレているのか見えない」

そう感じる方も多いかもしれない。

FXで結果が安定しない理由の多くは、

テクニックではなく、「自分の思考や感情の扱い方」にある。

スクールのセミナーでは、

・感情が動く場面の見つけ方
・自分の気質に合ったトレードの考え方
・無駄なエントリーを減らすための思考整理

といった内容を、実際のチャート事例をもとにお伝えしている。

単なる手法ではなく、

「どうすれば自分の判断を安定させられるのか」

この部分にフォーカスしているのが特徴である。

もし、

・トレード中に感情がブレてしまう
・同じ失敗を繰り返してしまう
・自分に合ったやり方が分からない

そう感じているのであれば、一度この考え方に触れてみてほしい。

その第一歩として、セミナーを活用していただければうれしく思う。

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