
選挙のあと、相場が動いたのに乗れなかった…
あとからチャートを見て「あ〜…」と感じた経験、ないだろうか。
FXトレーダーなら、一度はあるはずだ。
今日(2月8日)で衆院選挙の結果が決まる。
では、そのあと、どんな心構えが必要なのか。
自分はシンプルにこう考えている。
選挙のあとは、月曜の朝にチャートをチェックしたほうがよい。
これは経験則でもあり、相場の心理構造から見ても合理的だからだ。
なぜ選挙後は相場が動きやすいのか

まず知っておきたいのは、大きな政治イベントのあとは相場は動きやすいということだ。
しかも、一時的な値動きではなく、トレンドが生まれやすい。
たとえば昨年10月。
自民党総裁交代の前、ドル円は半年ほど横ばいだった。

いわゆる「様子見」の状態だ。
トレーダーもまだ判断を決めきれていなかった。
しかし総裁決定後の最初の月曜から、ドル円は一気に上昇を始めた。

結果として、約3か月で8円近い上昇になった。
為替ではかなり大きな動きだ。

では、なぜこうなるのか。
答えはとても人間的である。
相場は「期待」と「不安」でできている

相場は数字の世界に見えるが、実態は人の心理の集合体だ。
たとえばこういう流れになる。
政策に期待が出る
↓
「上がりそうだ」と考える人が買う
↓
価格が上がる
↓
それを見てさらに買う人が増える
安心した瞬間に買いが増え、利益が出ると「まだいける」と感じる。
こうして期待が循環し、トレンドになる。
しかし、永遠に続くトレンドはない。
どこかで
「そろそろ危ないかも」
「利益を確定しておこう」
という不安が生まれる。
すると売りが増え、流れは止まる。
つまり相場とは、
期待が広がると上がり、不安が広がると止まる
とても人間らしい構造なのである。
だから月曜の朝チェックが効く

選挙後の月曜は、まさにその「期待が固まり始める瞬間」になりやすい。
言ってしまえば、スタートの合図が鳴る直前のような状態だ。
このタイミングでチャートを見るメリットは大きい。
・流れを早めに掴める
・トレンド初動を見やすい
・無駄なエントリーを減らせる
つまり、焦って飛び乗るより、落ち着いて準備できるのである。
今回も、結果はまだ確定していないが、金曜時点でドル円はやや上昇を始めている。
報道による期待が一部で出た影響とも言われている。
これも典型的な「期待の先取り」だ。
結果次第では、月曜に一段動く可能性は十分あるだろう。
ファンダメンタル分析=心理を読むこと

こうした視点は、一般に「ファンダメンタル分析」と呼ばれる。
少し難しそうだが、要するに
ニュースから人の気持ちを読むこと
それだけだ。
政治、経済、金利、政策。
これらのニュースが出ると、トレーダーの期待や不安が動く。
そして、その結果がチャートに現れる。
つまり
チャートは結果、心理が原因
という関係なのである。
ここが分かると、トレードはぐっと落ち着いてくる。
理由が見えると、人は無駄に焦らなくなるからだ。
FXは技術だけでなく「世界の見方」が変わる学びでもある

FXを続けていると、ニュースの見方や社会の感じ方が変わってくる。
「なぜ人は動くのか」
「どんな空気で判断するのか」
そんな視点が育つ。
これはトレードだけでなく、仕事や人生にもそのまま役立つ力だと思う。
最近はAIを使えば、こうした分析もずっと身近になった。
もしAIを活用した相場の読み方に興味があれば、セミナーページも参考にしてほしい。
「あ、こう動くのか」と体感できると、相場の見え方が一段変わるはずだ。
視点を一つずつ増やせば、トレードは確実に楽になる。
