最近、「リスキリング」という言葉をよく聞く。
国の支援もあり、講座を受けた人も増えているはずだ。
とても良い流れだと思う一方で、正直ずっと小さな違和感があった。
プログラミング、AI、英語、WEB制作…。
たしかにどれも役立つスキルである。
しかし、ふと思う。
それだけで仕事はうまくいくのだろうか?
自分は会社員を18年経験してきた。
その体感から言うと、スキルだけではキャリアは安定しない。
むしろ別の力が大きく影響していると感じるのだ。
リスキリングへの違和感の正体

このモヤっとした感覚をAIとの対話により整理してみると、こういうことだった。
リスキリングはどうしても
「何ができるか(スキル)」
に焦点が当たりやすい。
だが実際の仕事では、
・状況を読む力
・判断する力
・感情を整える力
・変化に慣れる力
こうした目に見えない力のほうが成果に直結する場面が多い。
料理で例えると分かりやすい。
包丁を新しくしても、レシピ本を増やしても、味見をしながら調整する感覚がなければ美味しくはならない。
道具とセンスは別物である。
スキルは「道具」に近く、判断力や柔軟さは「使いこなす力」に近いのだ。
たとえば「判断力」は、どのように養えばよいのか?

本屋には「判断力を高める」のようなタイトルの本も多い。
また、YOU TUBEにも、そのようなタイトルの動画がある。
でも、本や動画を見ても「話しはわかったが。。」となりがちではないだろうか。
実はこうした力は座学だけでは身につきにくい。
「実践」が何よりも必要なのだ。
FXは判断力のトレーニングになる

自分がFXを学び続けて感じるのはここである。
FXでは日常的に、
・不確実な状況で決断する
・感情と向き合う
・情報を整理する
・仮説を立てて検証する
こうしたプロセスを繰り返す。
つまり、
スキルというより“判断の筋トレ”に近い。
もちろんFXそのものが目的でもよい。
しかしそれ以上に、仕事・投資・人間関係など、他の場面にも応用できる力が育つと感じている。
実際の受講生の変化

先月のスクールの講義で「楽観と慎重のバランス」をテーマに扱った。
トレードでは、
「いけるだろう」という楽観
「まだ待とう」という慎重
この両方を行き来することが大切になるからだ。
すると40代の女性受講生からこんな声があった。
2月1日から職場で移動があります。
今までは、イケイケの営業系だったので年々楽観になっている自分がいるのを感じていました
(ここまで楽観だったかな?とたまに思う事があったのですが今回の講義で理由がストンと落ちました)
次の業務は事務仕事に近い為、過去の慎重だった自分を思い出し業務に関わりたいと思います。
慎重なFXにも役立つので楽しみです。☺
これはまさに、
判断力を別の領域に転用した例だ。
スキル+判断力=本当のリスキリング

自分はスキル習得を否定しているわけではない。
むしろ、
この組み合わせこそが、キャリアアップを安定させると感じている。
スキルだけだと環境が変われば揺らぐ。
判断力があれば応用が効く。
だからFXは“大人の学び直し”に向いている
FXでなくてもいい。
スポーツでも営業でも起業でも同じだろう。
ただ自分にとってFXは、
判断力を安全に練習できる場であった。
だから、
・学び直しを考えている人
・新しい挑戦をしたい人
・自分の思考を鍛えたい人
には、一つの選択肢になると思っている。
ちなみにスクールでは、FX+AIを通じてこうした力が自然に育つワークを日々実践している。
セミナーではその一端を紹介しているので、興味があればのぞいてみてほしい。
大人の学びは、資格や技術だけでは終らない。
自分の判断のクセに気づくことこそ、本当の学び直しである。
きっと仕事にも人生にも効いてくるはずだ☺
