年明け早々、ベネズエラ危機のニュースが飛び込んできました。

米国が「ベネズエラ大統領を拘束する」という、非常に衝撃的な内容です。

ところが、為替市場を見ると、ドルはそれほど大きく動いていません。

ドル円日足:赤枠 1月1日ー1月8日

このニュースを見て、少し不思議に思った方はいないでしょうか。


これほど大きな出来事なのに、なぜ相場は静かなのだろうか」と。

相場は、事実そのものを映しているわけではない。

結論から言えば、市場はこの出来事を、少なくとも「金融市場を揺るがす大事件」とは見ていない、ということです。


ディーラー、ファンド、政府関係者、企業、個人投資家といった市場参加者の多くが、現時点では重大なリスクとして強くは織り込んでいない可能性が高いのです。


相場は、事実そのものを映しているわけではありません。


市場参加者がその事実をどう受け止めているか」が、価格に反映されます。

自分がこの感覚をはっきりと理解したのは、歴史家ニーアル・ファーガソンの著書『憎悪の世紀』を読んだときでした。

そこには、次のような話が紹介されています。

第一次世界大戦前、債券価格はほとんど動かなかった。戦争という巨大な出来事が迫っていたにもかかわらず、市場は静かだった。
それは、人々が戦争を「まだ起こらないもの」と見ていたからだ。


つまり、価格は出来事そのものを映していたのではなく、人々の「認識」を映していた、ということ。

相場とは、未来の出来事そのものではなく、「その出来事を市場がどのように見ているか」の結果です。


自分にとってそのニュースが大事件かどうかと、相場が反応するかどうかは、まったく別の話。


「自分にとっての重要度」と「市場にとっての重要度」は、別のものなのです。

したがって、ニュースが為替の価格に与える影響を、「自分の尺度」だけで判断してはいけません。


必要なのは、「市場参加者はこのニュースをどう受け止めているのか?」という、少し引いた視点です。

21世紀のAIトレーダーとは?

ここに、AIを重ねる意味があります。

AIは、感情や思い込みをできるだけ排し、「ニュース → 為替価格への影響」を冷静に整理してくれます。

以下、今回の危機とドルへの影響へのGEMINIの回答です。


人間の主観的な見立て、実際の市場の反応、そしてAIという第三の視点を並べて考えることで、

「自分はいま、どこをどう見ているのか」

を客観的に確認できるようになります。


AIは、未来を当てるための道具ではありません。

人間の見立てと市場の反応とをつなぎ、思考を整理するための相棒です。

このように、AIを活用しながらニュースと価格の関係を客観的に追っていくと、

為替市場がどのような方向に進みつつあるのか、

その全体像が少しずつ見えてきます。

この「わかってくる」という感覚こそが、「予測」です。

予測とは、当てにいく作業ではありません。

市場がいま、何を重要だと見ているのかを読む行為です。


この視点を持つだけで、チャートの見方も変わってきます。

なぜなら、チャートとは、市場参加者の見方や予測が積み重なった結果だからです。

そして、

スクールが提案している「21世紀のAIトレーダー」とは、

未来を当てにいく人ではなく、市場がいま何を織り込んでいるのかを読み解こうとする人です。


ニュースを見て感情的に反応するのではなく、

「市場参加者は、これをどう受け止めているのか?」

と一歩引いて考える。

そこに、AIという“思考の相棒”を加え、自分の見方と市場の反応を照らし合わせながら、判断の精度を高めていく。

それは、派手な予想をするトレードではありません。

けれど、ブレにくく、再現性のある思考を身につけていく、きわめて実践的な姿勢です。

もし、

「当てることに疲れてしまった」
「相場を、もっと落ち着いて見られるようになりたい」


そう感じているなら、“考えるためのAI”とともに相場を見るという、この新しいトレードのあり方を、ぜひ一度体験してみてください。

きっと、チャートの見え方が、変わっていきます!

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