
FXライブエッセイサロン:Focusを紹介したメルマガに対し、読者の方から、非常に本質的な質問をいただいた。
「トレードルールはあるのに、“たまに”守れなくなる。このような人でもFocusは向いていますか?」
FXでは、「ルールを作ること」よりも、
“ルールを守れなくなる瞬間の、自分の思考や感情を理解すること”
のほうが、はるかに難しい。
実際、多くのトレーダーは、
・わかっているのにできない
・冷静な時は守れる
・だが、特定の状況になると崩れる
という問題に悩んでいる。
そして、その背景には、
「自分が、どのようにチャートを見て、どのように判断しているのか?」
という、“自己認識”の問題が存在している。
今回は、
FXで「たまに」ルールを破ってしまう本当の理由
について、自分自身の経験も交えながら考えてみたい。
FXで「わかっているのにできない」のが、本当の問題

FXの世界では、「ルールを守る」ことが非常に重要だと言われる。
これは確かにその通りだ。
だが実際には、「ルール自体は理解している」という人は多い。
そして当然、「守ろう」としている。
問題なのは、「分かっているのに、できない」ということだ。
さらに重要なのは、
「毎回できないわけではない」
という点だ。
普段は守れる。
冷静な時は、何の問題もない。
だが、「たまに」崩れてしまう。
そして厄介なのは、
この「たまに」の正体が、自分でもよくわからない
ということだ。
なぜFXで「たまに」ルールを守れなくなるのか?

当然ながら、この読者の質問に、今すぐ答えを出すことはできない。
普通に考えても、「たまに」ルールを破る状況は無数に存在するからだ。
ただ、自分にも似た経験がある。
FXを始めた頃、自分には、
「決めた利幅になる前に決済してしまう」
というくせがあった。
うまくいっている時には、決めた利幅まで待てる。
だが、損失が続いた後になると、途中で微益決済してしまう。
そして、そのまま持っていれば、利益が伸びていた。
そんなことが何度もあった。
では、その状況はどのように変わっていったのか?
それは、1冊の本との出会いからだった。
FX相場心理学本『ゾーン』との出会いで、自分の“見方”が変わった

マーク・ダグラスの『ゾーン』を初めて読んだ時、自分はかなり衝撃を受けた。
それまで自分は、
「チャートを、自分の見たいように見ている」
とは夢にも思っていなかった。
だが、読み進めるうちに、思い当たることが次々に出てきた。
そう思って、過去のトレード日誌を見返してみると、
損失が続いた後、途中決済していた時には、
「レジスタンスラインが……」
とか、
「ローソク足の勢いが……」
のような、“妙な理屈”が書かれていた。
だが、チャートだけを見れば、
・決めた利幅まで待てた場面
・途中決済してしまった場面
に、そこまで大きな違いはない。
では、何が違ったのか?
その差は、
「損失が続いた後だった」
ということだった。
つまり、
「もう損したくない」
という思いによって、自分は無意識に、チャートを歪んだ視点で見ていたのである。
FXトレード日誌に、「心理」を書くようになった

その頃から、自分はトレード日誌に、
「心理面」
も書くようになった。
それまでは、チャート状況しか書いていなかった。
だが、それ以降は、
・途中決済した時、自分はチャートのどこを見ていたのか?
・どのように考え、判断していたのか?
・どんな気持ちだったのか?
も書くようにした。
しかも、あまり整理しすぎず、思いつくままに書いた。
すると不思議なことに、
すぐには治らなかったものの、
「損失後に途中決済してしまう」
頻度は、徐々に減っていった。
FXで「自分の心理・思考」を対象化する重要性

今思うと、この作業は、
“自分の心理・思考を外に出す作業”
だったのだと思う。
つまり、対象化した。
人間は、自分のことが一番わからない。
だが、「書く」ことで、少なくとも目には見える。
・自分は、チャートのどこを見ていたのか?
・どのように判断したのか?
・そこに焦りはなかったか?
・「損したくない」が強くなっていなかったか?
・会社のストレス解消目的になっていなかったか?
そうやって、自分は少しずつ、
「チャートそのもの」
だけではなく、
“自分はチャートをどのように見ているか?”
に注意を向けるようになった。
当然、チャート分析はする。
だが、それ以上に、
「自分が、どんな状態で相場を見ているか?」
を観察するようになったのである。
FXライブエッセイサロン:Focusで課題解決はできるのか?

ここまでの話は、
「ルールをどのように守ることができたか?」
の、一つの事例に過ぎない。
実際には、ルールを崩す原因は、人によって全く違う。
・過去の成功体験
・焦り
・恐怖
・欲望
・自己否定
・取り返したい感情
・資金量
・生活環境
・年齢
・欲しい利益
・過去の損失経験
・性格
・不安の強さ
すべて違う。
だから、自分は、
「これが正解です」
とは言えない。
なぜなら、トレードは極めて“個人的”なものだからだ。
その人の過去。
その人の性格。
その人の欲望。
その人の不安。
それらが全部、相場の見方に影響する。
だから、本当の意味での「正解」は、自分で考えるしかない。
ただ、自分は、
“どの方向に向き合えばよいか?”
は、一緒に考えられると思っている。
そして、自分はそこに、Focusの価値があると思っている。
FXライブエッセイサロン:Focusとは?

FXを捉えるレンズを、
「チャート分析」から「自らの思考」へと転換させる、
日本初の“思考”をテーマにしたFXサロン。

Focusでは、
・なぜ人は待てないのか?
・なぜ願望でチャートを見るのか?
・なぜ「たまに」ルールを破ってしまうのか?
といったテーマだけではなく、
・リスクをどう認識するか?
・トレードの数字をどう捉えるか?
・時間とどう向き合うか?
・不確実性の中で、どう判断するか?
など、トレードで本当に重要になる
「思考のレンズ」
そのものを、FXを題材にしながら深めていく。
目指しているのは、「正解を教わること」ではなく、
大人が、自分の頭で考えながら、FXを自力でできるようになること。
Focus第1期は、6月〜9月までの3か月。
参加費は9000円(月3000円)。
募集締切は、6月2日(火)まで。
動画では、
・ベーシックオンライン動画とのセット価格
(通常159,000円 → 98,000円)
・先行特典(5/30まで)
(ベーシック個別面談 2回 → 4回)
についても案内。
Focusの理念・世界観は↓から


