
「21世紀のAIトレーダー」コースを受講して約2ヵ月になる受講生から、こんな質問があった。
↓
2/11(水)の午前、AUDUSDは日足・4時間足で押し目買いが狙えそうです。
22時30分の雇用統計前、20時ころまでにチャンスが来たらエントリーしたい。
この考え方はどうでしょう?

添付チャートの分析自体は問題なかった。
雇用統計前に決済するというリスク管理の発想もあり、十分に考えられている印象だった。
ただ、正直に言うと、少しだけ違和感を覚えた。
それは、
「チャンスを全部取りにいこうとしている焦り」
のようなものを感じたからである。
そこで自分は、こんな返信をした。
↓
考え方としては良いと思う。
やるかやらないかは人それぞれだ。
ただ一つ言えるのは、
チャンスの一つや二つは逃してもよい
そう考えるほうが、心にゆとりが生まれる。
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すると受講生からは、
「深い言葉ですね。自分もいずれその領域に到達したいです」
という、うれしい返信をいただいた。
今日は、この「ゆとり」と「チャンス」の関係について考えてみたい。
エントリーチャンスを全部取りたいという心理

スクールを運営して11年目になるが、長期的に安定して利益を出している人にはある共通点がある。
それは、
ガツガツしていない
ということだ。
つまり、
「チャンスの一つや二つは逃してもよい」
という姿勢を自然に持っている。
仕事が忙しくて1ヵ月トレードできなくても、ほとんど後悔していない。
もちろん副業として取り組んでいるという事情もある。
だがそれ以上に、
利益を出す時間軸を“今”に限定していない
のである。
月単位でもない。
年単位、あるいは数年で見ている。
この視点が、いわゆる「ゆとり」を生んでいるのだろう。
為替市場はチャンスが繰り返される場所だ

為替市場は、
トレンド(流れが出る局面)と
レンジ(横ばいの局面)
を繰り返している。
つまりシンプルに言えば、
チャンスは周期的にやってくる市場
なのである。



しかもそれは、特定の通貨ペアだけに起きるわけではない。
たとえば、
今月はA通貨ペアが動き、
来月はB通貨ペアが動く。
そんなことは日常的に起きている。
スクールでは複数通貨を扱うが、実際に見ていると
「チャンスは常にどこかにある」
と感じるはずだ。
だからこそ、
チャンスは少ないと思う人と、チャンスは繰り返されると思う人では、心の余裕がまったく違ってくるのである。
この話は、仕事や人生にもそのまま当てはまる

これはFXだけの話ではない。
仕事でも人生でも、なぜかチャンスが集まる人がいる。
そういう人をよく観察すると、
だいたい、
ゆとりがある。
話を丁寧に聞く。
相手を尊重する。
自分の主張だけを押しつけない。
自然と信頼が集まり、結果としてチャンスが増えていく。
一方で、
いつも急いでいる人、
チャンスを奪い合うような姿勢の人は、
なかなか信頼が積み上がらない。
これは職場でも、商売でも、人間関係でも同じだろう。
ゆとりはチャンスを生み、失敗を減らす

もう一つ重要な点がある。
それは、
ゆとりは失敗を防ぐ
ということだ。
今回のAUDUSDも、雇用統計後は一時的に大きく下振れた。

もし焦ってポジションを持ったままだったら、想定外の価格で決済される可能性もあった。
*こういう現象を「スリッページ」と言うが、簡単に言えば「想定していた価格で売買できないこと」だ。
焦りは判断を雑にする。
これはトレードだけでなく、
仕事のミス、
人間関係のすれ違い、
意思決定のブレ
すべてに共通する話だろう。
ゆとりある判断力を育てるという視点

こうして見ると、ゆとりとは単なる精神論ではない。
・チャンスを長期視点で見る力
・焦らず待つ力
・自分の判断を客観視する力
こうした“判断力”の土台になるものだと思う。
週足・日足+AIトレードというのも、まさにこの発想に近い。
短期の値動きに振り回されず、大きな流れを見てシナリオを立てる。
AIは、その視点を整理する良いパートナーになってくれる。
そこには、「今日どうしても勝たなければならない」という焦りはない。
もし最近、
少し焦っているな…
全部取りにいこうとしているな…
そう感じることがあれば、
ぜひ思い出してほしい。
チャンスの一つや二つ、逃してもよい。
むしろその余裕が、次のチャンスを引き寄せることも多い。
FXでも、仕事でも、人生でも。
ゆとりは結果として判断の質を上げてくれる。
「ゆとりあるトレード」に興味がある方は、ぜひセミナーページを覗いてほしい。
