
AI予測というと、どんなイメージがあるだろうか
AIによる予測と聞くと、株価予測や為替予測、市況や業界の先行きを読むもの、そんなイメージを持つ人が多いと思う。
一方で、「それには高額で特別なシステムが必要なのでは?」と感じている人も少なくない。
だが実は、ChatGPTやGEMINIのような生成AIでも、無料で“予測”はできる。
実際、自分はFXの価格予測やトレンドの把握に日常的に活用しているし、FXスクールの受講生たちも同じように使っている。
では、AIはどのように未来を予測しているのだろうか。
AI予測は「過去パターンの繰り返し」を土台にしている

AI予測の考え方を、できるだけシンプルにすると次のようになる。
① 過去の事例を集める
② 似た事例を「パターン」として整理する
③ そのパターンを土台に、今の状況を重ねて未来を考える
占いのように未来を“当てにいく”というより、「過去にこういう場面では、だいたいこう動いてきた」という経験則の集積に近い。
FXトレードで言えば、「この形、前にも見たことがあるな」と感じる、あの感覚に似ている
実際にGEMINIに聞いてみた話

直近の相場で、ドル円が短時間で約100pips大きく動いた場面があった。
そこで私はGEMINIに、次のような質問を投げてみた。
昨日(2026年1月14日。水曜日)、欧州時間以降
ドル売り・円買いが活発化し、100PIPSほど
ドル円は下落しました。
この要因は何だと思われますか?
するとGEMINIからは以下の回答があった。(一部抜粋)



この回答を、AI予測ロジックで分解してみる

この回答を先ほどの①〜③の流れに当てはめると、こうなる。
① 過去の事例を探す
たとえば1985年のプラザ合意。
各国の政治判断によって、為替が人為的に大きく動かされた代表例である。
② 似た事例をパターン化する
・1995年のいわゆる逆プラザ合意
・2011年、震災後の協調介入
いずれも「政治的な判断が為替に強く影響した」という共通点を持つ。
③ 現在の状況と重ねる
政府高官の発言や、政治日程を巡る緊張感。
これらは過去のパターンとよく似ている。
だからこそ、
「この水準では介入が意識されやすい」というGEMINIの結論は、
「過去の歴史を踏まえた“それなりに妥当な推測」
だと考えることができるのではないだろうか。
AI予測は「7割くらい」で使うのがちょうどいい

もちろん、これは100%当たる話ではない。
そもそも、未来を100%予測できるものなど存在しないからだ。
為替のような社会現象はもちろん、天気や地震といった自然現象ですら、想定外は必ず起きる。
AIも人間も、「今わかっている範囲の情報」から、もっともらしい未来を描くことしかできないのだ。
だからこそ、AI予測は7割くらい当たれば十分、そのくらいの距離感がちょうどいい。
FXでも、
「絶対に当たる」ではなく
「判断材料が1つ増える」
その程度に使うほうが、むしろ安定する。
AIに予測させるには、どんな質問をすればいいのか

このように、AIは万能ではないが、限界を理解して使えば、予測のパートナーとしてかなり優秀である。
たとえば転職やキャリアでも使える。
・この業界は3年後どうなっていそうか
・市場は拡大しているのか
・求められるスキルは何か
こうした問いにも、AIは過去データをもとに整理してくれる。
現在準備している「21世紀のAIトレーダーセミナー:予測力を養おう」では、
「どんな質問をすると、AIの予測精度が上がるのか」
その考え方も扱う予定である。
興味がある人は、21世紀のAIトレーダーメルマガに登録し、案内を待ってほしい。
AIを“当て物”として使うのではなく、考える力を補助してくれる相棒として使えたとき、FXも、学びも、きっと一段おもしろくなるはずだ。
ここまで読めたなら、もう一歩先に進む準備はできている。
ぜひ、自分なりの使い方を試してみてほしい。

