昨日の記事、少しわかりにくかったかもしれません。
昨日、「AIを活用した為替ニュースの重要度の測り方~ベネズエラ危機はどのくらいFX市場にとって重要なのか~」という記事を書きました。
書きながら、少し気になっていたことがあります。
もしかすると、昨日の内容は、少し抽象的でわかりにくかったかもしれない、ということです。
実はこの話、ふだん対面でお話ししている受講生の方でも、すぐにピンとこないことが多いテーマなんです。
特に、次の一文です。
相場は、事実そのものを映しているのではない。
「市場参加者がその事実をどう受け止めているか」が、価格に反映されている。
頭では「なるほど」と思っても、日常の感覚で考えると、少しつかみにくいかもしれません。
そこで今日は、同じテーマを、
「問い」から考える形で、もう一度お話ししてみようと思います☺
まずは、答えを見る前に、ぜひ自分で考えてみてください。
問い ベネズエラ危機は、FX市場にとってどれだけ重要?
年明け早々、ベネズエラ危機のニュースが飛び込んできました。
米国が「ベネズエラ大統領を拘束する」という、かなり衝撃的な内容です。
それにもかかわらず、ドルは今のところ、あまり大きく動いていません。

この状況を見て、あなたはどう感じますか?
次の中から、いちばん近いものを選んでみてください。
1.「こんな大きなニュースなのに、動かないのはおかしい」と感じる
2.「今は動いていないだけで、いずれ大きく動くだろう」と思う
3.「市場は、金融市場への影響は小さいと見ているのかもしれない」と考える
……どれを選びましたか?☺
回答:ニュースが大きいかどうかと、相場が動くかどうかは、イコールではありません。

答えは、
③「市場は、金融市場への影響は小さいと見ている」 です。
今回のニュース、普通に考えると、
「えっ…これはドル、大きく動くのでは?」
と感じた方も多いと思います。
正直に言うと、私自身も、最初はそう思いました(笑)
でも、実際のドル円チャートを見ると……あまり動いていません。
ここが、今回いちばん大事なポイントです。
ニュースが大きいかどうかと、相場が動くかどうかは、イコールではありません。
相場を動かしているのは、
「ニュースのインパクト」そのものではなく、
“市場がそのニュースをどう受け止めたか” です。
たとえるなら、こんな感じです。
遠くで大きな雷が鳴っても、
「遠くで鳴ってるだけだね」と思えば、誰も慌てませんよね。
逆に、小さな音でも、
「すぐ近くで何か起きているかも…」と感じたら、ドキッとします。
相場もまったく同じです。
市場は、
「これは自分たちの世界(=金融市場)に、どれくらい関係があるのか?」
という基準で、反応しています。
今回のベネズエラ危機については、市場は「為替市場への直接的な影響は、今のところ小さい」と判断した。
だから、ドル円は大きく動かなかった。
そう考えるのが、いちばん自然なんですね。
では、ここでAIの出番です。
もし、
「このニュースって、為替にどれくらい影響があるの?」
とAIに聞いたとしたら、どうなるでしょうか。
AIは、
・過去の似た事例
・どの国や市場に、どんな影響が出やすいか
・金融市場との“距離感”
といった材料を、客観的に整理してくれます。
つまり、
自分の不安や思い込みだけで判断するのではなく、「市場の目線」に近づくための補助輪として、AIを使えるということです。
感情でチャートを見ている自分に、そっと「もう一段上の視点」をくれる存在ということですね。
今回のまとめです!
ニュースを見て、
「これは大きな出来事だ!」
と感じること自体は、とても自然なことです。
でも、FXで本当に大切なのは、
「私はどう感じたか?」ではなく、「市場はどう受け止めたか?」という視点。
そして、
その“市場の目線”をつくる手助けとして、AIは、とても心強いパートナーになります。
ニュース → 市場の受け止め → 価格の反応
この流れを意識してチャートを見るようになると、
「なぜ、ここは動いたのか」
「なぜ、ここは動かなかったのか」
が、少しずつ見えてくるようになります。
この“見え方”こそ、自分が「予測」と呼んでいるものです。
予測とは、未来を当てにいくことではありません。
市場がいま、何を重要だと見ているのかを読み取ろうとする姿勢です。
これからも、世界のニュースとチャートをつなぎながら、
「市場はいま、何を織り込んでいるのか?」
一緒に考えていきましょう!
AI時代の「問い」の立て方とは?

実は、今回の問いは、スクールでの授業の一つ「E-ラーニング」の教材です。
どうでしょう?
このように、難しそうなFXニュースも
「問いの立て方」とAI活用で、「日常感覚」で理解できるようになる
と感じていただければうれしく思います。
AI活用に限らず、FXにおいても「どのような問いをするか?」によりその後の伸び方が決まります。
もしあなたが、AI時代での「問いの立て方」に興味がある場合、「21世紀のAIトレーダー」メルマガは役に立つと思います!

