昨日は、最近入校した女性Tさんのオリエンテーションでした。

スクールでは、コースが始まる前に「オリエンテーション」をします。
「オリエンテーション」では「目標管理シート」を使い、「今後、FXで達成したい夢・目標を思い切り書き、画像を貼り付けてください!」という話をします。

ところが、Tさん「やりたいことがない。。。」ということでした。
よくよく話をしてみると「会社から逃げ出したい」というのが直近の願望で、その先までは頭が回らない。。。とのこと。
最初のオリエンテーションで「夢・目標を書いてください!」と言っても「書くことがない。。。」というTさんのような方、実はそこそこ多いんですよね。
そういうときにどうやって「夢・目標を書いてもらうか?」のやり方は様々です。
受講生の「悩み・心配事」の内容によってアプローチを変えます。
その場合、「最大の悩み・心配はなにか?にフォーカスする」というのがキモ。
Tさんの場合「会社から逃げ出したい」という気持ちでこの10年くらい過ごしてきたらしいので、こちらからはこんなアドバイス
をしました。
「職場・仕事がいや」から「なにか仕事・職場で面白そう・好きになれそうなもの」を考えてみる。それは「小さいこと」でもよい。
単純な事務仕事であっても「ある量をこなすのに時間がかからなくなった」とか「仕事の意味を考えた場合、部署全体の生産性の向上に役立つことがわかった」など、なにがしか面白さは見いだせるはずです。
そういう風に、
仕事に面白みを感じるとモチベーションがわくから、仕事にがんばろうという気にもなり成果も出てくる
↓
成果が出てくると周りにも認めてもらえるから、更にがんばろうという気になる
このような「良い循環」まさに「最初」が重要なんですよね。
ですので、最初に「仕事・環境に対して見方を変えてみて、小さなこと」から始めてみる。
Tさんこの10年、こういう考え方でアプローチしたことは無かったということでした。
ただ、こういうアプローチの仕方、自己啓発の本には当たり前に書かれていることなんですよね。
ベストセラー「七つの習慣」は、まさにこの点を深ーく掘り下げてます。
ですが、本を読んで頭で考えるのと実践は全く別な話。
「七つの習慣」を読んで「よかったー」と思っても実践できる人はそうはいないでしょう。
そこで「環境」が重要になってくるわけですね。
そして、その環境に実は「FXスクール」って適してます。
というのは、FXをマスターするには思考と行動を変える必要があるから、です。
技術のみ習得してもFXはマスターできません。
為替相場の世界は「日常生活」とは全く別ものです。
相場の変化は常にあり、決まったアプローチがいつもうまくいくとは限らないので、常に「自己成長」していく必要があります。
ですので、ずっと学び続ける必要があるし、また、今の「自分の置かれた環境」に対してもまずは、プラスの意味付けをしていく
必要があります。
現状が自分の好みには合わない/そぐわない
↓
「いや」なので逃げたい
では問題解決になりません。
現状が自分の好みには合わないんだけど、まずは面白そう・好きになれそうなところを探してみる。
こういう考え方が「変化があたりまえ」にある為替相場の世界への対応にもつながります。
Tさん、今後学ぶ中でかなり変わってくると思うので、その変化を見るのが楽しみです。
