スクールのカリキュラムには、FXの技術以外にも、いわゆる「心理・思考」面の話も多く取り入れています。
その中で、
「願望達成をどのように実現するか?」
というのも取り入れています。
FXをやる目的、具体的には、個人個人でバラバラでしょうが、「自分のしたいことを実現する」という点においては誰もが共通しているからです。
ですが、実は、願望達成には「陥りやすい」ワナがあります。
↓
以下よりお読みください。
あなたは、日々を生活していく上で以下の「願望」をもったことはありませんか?
曰く、
・結婚したい
・素敵な恋人がほしい
・仕事で成功したい
・給料を増やしたい
・やせたい
・仕事を同僚に助けてほしい
・自分をもっと認めてほしい
・自分をもっと理解してほしい
僕も欲しいですし、誰でも年齢や職業を問わず「欲しいもの」だと思います。
でも、一方で、そんな「欲しいもの」がなかなか手に入らない。。
例えば、「結婚したいけどできない。。」、また「仕事で成功したいがなかなか。。。
そう考えている人は、僕だけじゃないと思います。
で、そのような「欲しいもの」が手に入らない理由は、外側の条件や環境ではなく、人の内面、僕やみなさんの「気持ちのあり方」が、実は最も重要です。
その「気持ちのあり方」とは、「欲しいものの裏側にある欲しくないもの」も受け取る覚悟があるかどうか、ということです。
先の欲しいものの「裏側」には、実は以下のような「欲しくないもの」が潜んでいます。
欲しいもの 欲しくないもの
・結婚したい ⇒自由が無くなる
・素敵な恋人がほしい ⇒振られるのがイヤ
・仕事で成功したい ⇒失敗するのがイヤ
・給料を増やしたい ⇒残業するのがイヤ
・やせたい ⇒食欲を我慢するのがイヤ
・仕事を同僚に助けてほしい⇒できないやつと思われるのがイヤ
・自分をもっと認めてほしい⇒他人を認めるのはイヤ
・自分をもっと理解してほしい⇒本音は言いたくない
誰でも一つは思い当たるふしがあると思います。
ただ、「うすうす気づいてはいるけれど、そんな気持ちにフタをしている。。」ってよくあると思うんですね。
ですが、
「欲しいもの」が、投資でいう「利益」であるとするなら、「欲しくないもの」は「損失」として「受け入れる覚悟」が絶対に必要です。
要は、「自分のイヤな部分、認めたくない部分、受け入れたくない部分」も一緒に受けいれる「清濁併せのむ」という考え方が必要ということです。
この「清濁併せのむ」という考え方を裏付ける思想は中国にあり、それは、陰陽太極図という以下の図に表されています。
*陰陽の考え方は→からhttps://ja.wikipedia.org/wiki/陰陽
*太極図の詳細は→からhttps://ja.wikipedia.org/wiki/太極図

陰陽の思想は、森羅万象は「陰」と「陽」でできており、片方だけでは成り立たずバランスが必要という考え方です。
おたまじゃくしの形をしている「陰」は、「しっぽ」からどんどん大きくなり、片方の「陽」を飲み込もうとしますが、陰が「陽」をすっぽり覆うことはありません。
「陰」の中にも「陽(小さな白点)」があり、「陰」がどんなに拡大しても「陽」がある限り、陰が100%になることは無いからです。
*逆の「陽」⇒「陰」も同様です。
「夜」という「陰」があるからこそ、「昼」の「陽」では、太陽が照っているときの気持ちの良さが味わえます。
人間の一生は「死」という「陰」があるからこそ、「生」という「陽」が輝きます。
また、人は「長所」という「陽」をもつ一方で「短所」という「陰」をもっているので、その人に対して人間味や温かさを感じることができます。
ですので、僕たちは、この「森羅万象のバランスの成り立ち」の考え方の元、
・結婚したいとおもえば、「自由が無くなる」のは受け入れる必要がある
・仕事で成功したいとおもえば「失敗する」ことも受け入れる必要がある
・仕事を同僚に助けてほしいとおもえば「できないやつと思われる」のを受け入れる必要があるということです。
ちなみに、最後の「仕事を。。」ですが、これは自分でも記憶に残る経験があります。
今 運営しているFXスクール、実は始めた当初は、一人でやっていました。
ですが、FXの理論やロジックにそれほど強くない僕は、セミナーでの
・「理論をがっつり教えてほしい」
・「もっとFXの王道の理論に沿った教え方をしてほしい」
のような要望に応えきれていませんでした。
そんなとき、知人を通して知り合っていたAさんに「講師を御願いしようかな。。」ということが頭に浮かびました。
以前からAさんのことはよく知っていて、FXを仕事としてやっていることも知っていました。
でも、そんなとき、僕の頭では
「でも、頼んだら出来ないやつと思われるだろうな。。」という思いがあったので、あえて、そのような気持ちに「フタ」をしていました。
でも、ある日
欲しいもの(カリキュラムのレベルを上げたい)という気持ちが、欲しくないもの(できないやつと思われるのはイヤ)に「優った」ので、
プライド(できるやつと思われる)を捨てて、Aさんに頼みにいきました。
すると、
Aさんは快く、講師を承諾してくれ、それ以降、スクールのカリキュラムのレベルは一気に上がりました。
また、同時期に、受講生であり、僕よりも理論やロジックに詳しいSさんにも講師を御願いし、Sさんにも承諾頂き、カリキュラムのレベルはもっと上がりました。
この経験により、目をつぶっていた「欲しくないもの」を受け入れると「欲しいものが手に入る」ということがよくわかりました。
ですので、あなたも、「欲しい」気持ちが高まったときには、「欲しくない」ものも受けいれるようにしてみてください。
世界は一気に変わります!